本とか漫画とか映画とか

日記

仕事して、うちのことして、本読んで、ゲームして、映画見て、という毎日を繰り返していたら、あああっというまに12月。早い、早い。 見たもの 羅小黒戦記(吹替版)を11月15日に見た。 めちゃくちゃ爽快でかっこいいアクションと、こまやかな心理描写…

『スキップとローファー』が好き、という話

[asin:B08GGCM2PL:detail]岩倉美津未(いわくら みつみ)。 官僚になりたくて、そしていずれは故郷の市長になりたいという夢を抱いて、東京の高校に進学してきた、石川県出身の15歳。 .alu-embed-iframe-aLaYSAyoDaPSpAPxk2JR { width: 424px !important; he…

冬の足音

日の出が遅くなってきて、きれいな朝焼けを目にする機会も増えた。東京はしばらく、週末になると天気が崩れることが多かったが、今週末は気持ちよく晴れたので、冬用のふとんも出して干した。 外気の匂いがするおふとんにくるまって眠るのは幸せだ。 そうい…

ドラマ版『大草原の小さな家』の科学とニセ科学

ドラマ版『大草原の小さな家』が4Kリマスターされ、吹替声優陣も一新されて、NHKで放送されている。 旧バージョンをおそらくほとんど再放送で見ていた世代だが、とても好きなドラマだった。リマスター版も素晴らしいので毎回楽しく見ている。大人になって改…

河上肇『自叙伝』と下村湖人『次郎物語』

職場の近くに大きな書店があるので、ついつい書籍代がかさんでしまう。 今日は買わないぞと購買欲を封印して、本の匂いだけでも嗅ぎに行こうと書店に立ち寄ったのが運の尽き。岩波書店さんの在庫僅少フェアが開催されていて、購買欲の封印はいとも簡単に破ら…

この半年くらいに読んで印象に残った本 - 似ていることと違うこと

『アフター・ヨーロッパ - ポピュリズムという妖怪にどう向き合うか』(イワン・クラステフ 庄司克宏・監訳) 『塩を食う女たち - 聞書・北米の黒人女性』(藤本和子) 『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ 訳・斎藤真理子) 『アイデンティティ…

『HUGっと! プリキュア』完走の感想

1年間、子供と一緒に楽しく見ていた『HUGっと! プリキュア』が、今日で終わってしまった。 冷静に考えるとずいぶんカオスな展開だったと思うけど、そんなことはどうでもよくて、ひたすら現在と未来が愛しくなる素敵な最終回だった。 プリキュアシリーズの中…

子供たちを科学沼に誘い込めるかもしれないマンガとか本とか

アニメ『はたらく細胞』が大人気ですね。実はここ数年、『はたらく細胞』に限らず、子供たちが読んでも楽しめるような、科学を題材にしたマンガや本が豊作なのです。この5年以内くらいに出版/連載開始されたものの中から、いくつかピックアップしてみまし…

ちょっと前のだるまちゃんが読む、『未来のだるまちゃんへ』(かこさとし)

1ヶ月くらい前に、書店で何気なく手に取った本がありました。 未来のだるまちゃんへ (文春文庫) 作者: かこさとし 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/12/01 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る ああ、かこさとしさんだ。懐かしいなあ。…

ドラマ『女子的生活』の話とか

年明け早々、バタバタと仕事をしているうちに、子供が高熱を出し、あちゃー、と思っているところに関東地方の大雪。 ようやく子供の体調が回復してきたら、今度は学級閉鎖。インフルエンザがまだまだ流行しているようですね。 こんなふうに忙しくなると、ブ…

君はもう『Dr. STONE』を読んだか

「科学ではわからないこともある」じゃねえ わからねえことにルールを探す そのクッソ地道な努力を 科学って呼んでるだけだ……!!『Dr. STONE』(稲垣理一郎・Boichi) ここ最近の週刊少年ジャンプでは『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』、ジャンプ発のアニメ…

それ、もう三木清が言ってた 〜『三木清 教養論集』から〜

現代の知識階級の悲哀は彼等が次第に自分の本質を失って無識になるつつあるということである。なるほど彼等は物を読む、けれどもそれは彼等の生の不安に原因を有するところの好奇心に刺戟されてのことであり、そういう風にして唯新しいものを漁っていたので…

Ring-Bong「逢坂~めぐりのめあて~」@下北沢シアター711

文学座の山谷典子が主催する演劇ユニット・Ring-Bongの第7回講演「逢坂~めぐりのめあて~」を観てきました。 山谷は中学以来の友人なので、敬称略で失敬。同じ坂を登って学校へ向かっていた一人の少女と二人の少年(安田素子(山谷典子)、柴崎敏之(亀田佳…

「幕末グルメ ブシメシ!」と酒井伴四郎

BSプレミアムでやっているドラマ「幕末グルメ ブシメシ!」を、子供と一緒に楽しみに見ています。 http://www.nhk.or.jp/pyd/bushimeshi/www.nhk.or.jp参勤交代で単身、江戸にやってきた若き下級武士・酒田伴四郎と、彼を取り巻く人たちが繰り広げるてんやわ…

土井善晴「一汁一菜でよいという提案」

NHKきょうの料理などのテレビ番組、そしてさまざまな雑誌や本でおなじみの料理研究家、土井善晴さん。私が最初に土井さんのファンになったのは、黒豆のレシピでした。そう、熱い煮汁に黒豆を入れて一晩戻し、それから煮含めるという、かの有名な「失敗しない…

「この世界の片隅に」を見た

涙腺の緩い私はきっと上映中に泣くことになるのだろうと思っていたが、予想に反して、上映中には涙は流れなかった。 涙は、劇場が明るくなって私の日常が戻ってきた瞬間に、とめどなく溢れ出てきた。喜びも不満も倦怠もときめきも恐怖もすべてひっくるめて、…

この夏、子供と見に行ったお芝居2つ

私が子供のころから親しんでいる繁華街が池袋なのですが、池袋のある豊島区は演劇の街でもあります*1。そんな池袋で、子供向けの楽しいお芝居を2つ見てきましたよ。 子供のためのシェイクスピア 「ロミオとジュリエット」@あうるすぽっと 子供のためのシェ…

岸政彦「断片的なものの社会学」

断片的なものの社会学作者:岸 政彦朝日出版社Amazon 朝日出版社第二編集部ブログの連載を楽しみに読んでいました。その連載の内容に、いくつかの書き下ろしなどが加えられたものが本書です。 社会学者の岸政彦さんが、フィールドワークの中で聞き取ってきた…

『アナと雪の女王』と『マレフィセント』感想(ネタバレあり)

『アナと雪の女王』 音楽も映像も美しくていい映画だった。 ストーリー展開に無理があるというような趣旨の批判も見かけたが、そもそもミュージカルやオペラは、荒唐無稽な筋立てと、美しい歌や音楽と、その間に揺曳する真実の感情のひらめきとを楽しむもの…

最近見ている特撮とか漫画とかについてだらだらと語るよ

スーパーヒーロータイム(日曜朝の特撮) もはやわが家では私くらいしか見ていないスーパーヒーロータイム。 まずは『仮面ライダー鎧武』だ。 フルーツのライダーって何だよ、うわホントにオレンジかぶって変身してるよ、とドン引きしながら見始めたものの、…

『かぐや姫の物語』を観てきた(ネタばれあり)

期待を裏切らない、美しい映画だった。 ストーリーをごく短く要約しようとすれば、「竹取物語」そのものになるだろう。 しかし、かぐや姫という女性の感情が躍動的に、かつこまやかに描かれているため、まったく違う物語に見えた。 この映画のキャッチコピー…