日記

仕事して、うちのことして、本読んで、ゲームして、映画見て、という毎日を繰り返していたら、あああっというまに12月。早い、早い。

見たもの

羅小黒戦記(吹替版)を11月15日に見た。
めちゃくちゃ爽快でかっこいいアクションと、こまやかな心理描写がすばらしかった。
予習ゼロで見たので、世界観のヒントもなくどんどん話が進み始めたことに、最初はちょっと戸惑った。が、その私の目は、世界に足を踏み出したばかりの小さな黒猫妖精・シャオヘイの目に難なく同化した。そしてシャオヘイが世界と向き合い、理解していく過程をリアルに追体験することができたのだ。
あの体験は、おそらく初見のときにしかできないと思うけど、今度はまた別の視点からも見てみたい。

もう一つ、無限列車の2回目をIMAXで、11月22日に見た。
前回見たスクリーンの音が不満だったので、なんとかリベンジできてよかった。
二度見しても、杏寿郎はやはり鬼にはならず、信念を貫いてみぞおちを貫かれてしまった。1回目より泣いてしまったかもしれない。

遊んだもの

FGOのイベント「虚数大海戦 "イマジナリスクランブル" ~ノーチラス浮上せよ~」は、とてもいいお話だった。
ゴッホちゃんのスキルはいったいどういう思想に基づく構成なんだと思っていたが、呪いに苦しんだ彼女が、呪いをコントロールする力を獲得した成果と考えれば納得。
明日には、いよいよ5.5章が公開される。とても楽しみ。

Fit Boxing 2は、体験版を遊んだ後に、すぐ製品版を予約。
今日配信されたので、さっそく遊んだ。

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石田さんとマンツーマンでトレーニングしていることに舞い上がったオタクが見る幻覚のような謎ステージ

「鬼モード」も楽しみ。

リングフィットも、自分のSwitchに入れ直して再開した。
もう筋肉を裏切らないぞ。

買ったもの

Apple Watch Series 6を買った。
正確には、買ったのは9月の終わりだけど、届いたのが11月24日。
ずっとSeries 2を使っていたので、4階級特進である。
軽い・見やすい・ソロループきもちいい・Cellularモデル便利、と大変快適に使っている。

あとはバッテリーさえもっと長持ちしてくれれば……。

今日のCOVID-19

実効再生産数は少し落ち着いてきたが、全国各地で重症者数は増加し続けていて、大きな都市では感染者数も依然として多い。
明らかに医療体制は逼迫していて、到底安心できる状況ではない。

にもかかわらず、政府や自治体の出すメッセージは、「どんどんGo Toして経済を活性化しろ」「でも感染しない/させないように気をつけろ」と、あいかわらずダブルバインドな決断を市民に強いるものだ。

すべての市民が感染対策を完璧にすれば、それは感染が広がることはないだろう。トートロジーのようなものだ。
しかし、いつでも完璧に感染対策を遂行できる人や団体など存在しない。もっとも感染対策に敏感で厳しいと思われる医療や介護の現場で、集団感染が頻発していることを見れば明らかだ。
だからこそ、病原体を持っている人が集団内に増えれば増えるほど、感染対策の網をすり抜けて感染が広がる機会も増えるのが道理だろう。

経済活性化のために医療の現場にすべての負担を押しつけ続けるシステムは、ずいぶん前から無理があったと思うが、いよいよ限界に来ているのではないかと思う。

医療の現場と、観光や飲食接客業の現場など、著しいダメージを受ける(受けている)人たちを集中的に支えながら、一度、ほぼゼロベースにまで感染を抑えるくらいのことをしなければ、ずっとだらだらとスリップダメージを受け続けている状態が続くのではないか。
そのうちに、これまで医療を支えてきた経験豊かな人たちがどんどんすり減らされ、燃え尽き、使い捨てられ、私たちの国の医療は壊滅的なまでのダメージを受けるのではないかと心配だ。

不確定で無気力な「Withコロナ」といった理想だけを掲げ続けるのではなく、そもそも私たちは感染を制御する気があるのかないのか、感染に直接起因する死と経済的問題に起因する死とをどう受け止め、考え、減らしていくべきなのか、いいかげんきちんと議論し、決断すべき時が来ているのではないかと思う。