ふつうの女の子

昨日・今日の2日間で、わが家では風呂場のリフォームが行われている。

そのため、お風呂が使えないので、今日は昼からチャリを飛ばして、
隣町の天然温泉「スパディオ」に行ってきた。

そう。わが板橋には、「毎分310リットル、39度の自噴する天然温泉」があるのだ。

2,3年前にできた、わりと新しい温泉。
行ってみてびっくり、とても設備が充実している。
タオル大・小、浴衣貸し出し。レストランもバーもエステもマッサージもある。
パウダールームには、クレンジングもローションも乳液もある。完璧。

浴場はとても広い。
ふつうの湯船、マッサージバス、遠赤外線ドライサウナ、アロマスチームサウナ、
さらに露天風呂に加えて露天ジャグジーバスもある。

お湯の色は淡黄色とも淡緑色ともつかぬ、不思議な色。海水のように塩辛い。
露天風呂につかりながら読んだ説明書きによると、
古代、このあたりが海だったころの海水(化石水というらしい)が、地熱で温められたものだとか。
そう聞くと、とてもありがたい気がする。

高張の温泉は、とても暖まる。
すべてのお風呂を一通り以上試して上がって、お約束のヨーグルトドリンクなんぞを飲み、
ふたたびチャリで帰ってきた。

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午後は、勤務先のK塾で「開講説明会」なるものがあった。
東京地区の講師が全員、千駄ヶ谷校に集結し、昨年度の総括をし、今年度の志気を高める、というもの。

理科の分科会の部屋はとても狭い。
ぎゅうぎゅうに先生方がつまっている。
生徒たちには「やる気があるなら前に座れ」という割に、席は後ろからつまっている。
化学の名物講師・T先生なんて、一番うしろだ。
私はずうずうしく、一番前に座る。斜めうしろのI田先生と、模試についてちょっと打ち合わせ。

説明会のあとは、センチュリー・ハイアットで「懇親会」がある。
豪勢な立食パーティーなのだが、おっくうになったので、今年は欠席。

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帰り道、口紅がなくなりそうなことを思い出した。

春スーツで決めていることでもあるし、デパートの化粧品売り場へ行く。
各カウンターの販売員のお姉さま方から、どんどん声がかかる。
いつもの研究室スタイルのときとは、えらい違いである。
見た目の重要さをつくづく思い知った。

エスティ・ローダーのカウンターへ。
数年前に気に入っていた「セリーン・コーラル」という色を聞いたら、もうつくっていないとのこと。
残念だが、他の色を試す。

ローズリット・ベージュ、チューリップ・モーヴ、フィアリー・ローズ・・・
口紅をえらぶときは、色の名前を見るのが楽しい。
結局、モカ・ピンクを購入。

今日は新しい内風呂に入ることができるので、お祝いのおみやげとして、
バスエッグ(卵形の発泡入浴剤)を購入。
ライム&オレンジ、イランイラン&ベルガモット、ラベンダー&ゼラニウムの三種の香りだ。

ちょっと本を見て、文房具売り場でレターセットを買う。

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帰ってみたら工事が終わっていたため、母とともに後かたづけに奔走。
掃除機をかけ、拭き掃除をし、動かしていた家具を戻す。

父がワインを買ってきてくれたので、これからささやかにお風呂完成パーティーをする。

今日は、温泉に行ったり、デパートで化粧品やバスグッズを買ったり、と、
実に女の子らしい気分になった一日だった。

お風呂は、とてもきれいに、近代的になっている。
21世紀の香りがする。
詳しいお風呂報告は、明日。お楽しみに。