緊急事態宣言から3週間

今日は昼過ぎから、東京では大粒の雪が降り始めた。
東京都心で今冬2回目の雪を観測 気温は1.3℃まで低下も積雪はなし - ウェザーニュース
黙々と在宅勤務。

1月7日の緊急事態宣言から、今日でちょうど3週間。
今日の東京の新規陽性確認数は1064人で、直近7日間の平均は987人と、1000人を下回った。

1月初めに西浦先生が発表されたシミュレーション*1のうち、0.80シナリオ(中間的な接触削減対策を打った場合)に近づいてきているように見える。当初、私が予想(期待)していたとおり*2、宣言が想定していたより多くの人が活動を自粛しているのかもしれない。これは、小池都知事が繰り返し、昼夜問わず最大限外出を控えることやテレワークの実施徹底等を訴えてきた*3影響もあろうかと思う。

仮に、西浦先生の0.80シナリオに沿って、これ以上の対策を取らず、今のままの態勢が続くとすれば、東京で1日あたりの新規陽性が500人を切るのが2月末となり、3月末になっても1日あたり100人を切ることはないらしい。
緊急事態宣言解除の目安とされている6指標のうち、4指標がまだ目安を超えている状態であり、あと一週間で劇的に事態が改善する見通しも立たなそうだ。
もう1ヶ月ほどは、緊急事態宣言下の状況が続くことを覚悟しておく必要があるかもしれない。

子供の中学校は、今のところは分散登校で隔日登校となっている。
オンラインツールの整備が進んでいたので、配信がある授業は自宅からリモートで参加し、それ以外の授業は自習で課題に取り組む、というやり方にスムーズに移行できているように見える。
しかし、部活などの課外活動は去年の12月から中止になっているため、学校生活の楽しみを奪われてかわいそうでもある。
早く通常の生活を取り戻したい。

以下に、このところの私が参照している情報源を挙げておく。

・日々の速報値(東京)
東京都-新型コロナ対策パーソナルサポート | LINE Official Account
日々の個人的な健康状態に合わせて、適切な情報を配信してくれるほか、日々の新規陽性確認数等の速報値も配信してくれる。
他の自治体にも同様のLINEアカウントがあるはず(「新型コロナ対策パーソナルサポート」で検索)。

・感染拡大/収束の傾向の把握
stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp
個人的には、新型コロナコールセンター相談件数や、東京都発熱相談センターにおける相談件数の数値が、感染者数増減の傾向を比較的鋭敏に表しているように思う。
少し遅れて出る指標だが、エピカーブもここで確認できる。データがまとまっていてありがたい。

・緊急事態宣言解除までの道のりの把握
www3.nhk.or.jp
トップページで、「11都府県の感染状況 6つの指標」を日々示してくれている。
これを見ていれば、だいたい今はどの程度危険な状況なのか、それを脱しつつあるのかどうかがわかる。
NHKさんのこのサイトは、ほかにも有益な情報が充実していて、街の人出のデータなども客観的に確認できる。

・実効再生産数の把握
toyokeizai.net
去年からずっとお世話になっている。全国の状況が非常に見やすい。
担当者の方が変更されるようだが、従来と同様に更新は続けてくださるとのことでありがたい。

・活動制限シミュレーションとの比較
www.buzzfeed.com
上述した西浦先生のシミュレーションである。
現在の感染状況と比較して、あとどれくらい(期間や程度)の活動制限が必要そうかを考えるのに役立つ。

これら以外のデータや予想(占い?)を見ても、あまり得られるものはないな、という印象。