5月25日に緊急事態宣言が全国的に解除されてから、今日でちょうど2週間。
東京の新規感染者数は残念ながらなかなか減らず、6月2日には「東京アラート」も発動された*1。
首都圏の鉄道利用客は急増しているらしい*2が、これがダメなら何のための緊急事態宣言解除なのかわからないので、そういうものだろうと思っている。
西浦教授らの試算によれば、COVID-19流行前の生活に戻せば、7月中に東京都内の感染者数が1日100人以上になると予測されるが、居酒屋や接待を伴う飲食店、医療機関、福祉施設などで人との接触を30~50%減らせば、感染者数は低い水準を保てるとのことである*3。
「低い水準」がどの程度なのか(たとえば、1日あたり10~20人程度が新規に感染している今の状態は「低い水準」と評価できるのか)はわからないが、近距離で唾液の飛沫を交換し合うような接触環境さえ避ければ、ある程度の社会経済活動の拡大はOKということなのだろうと理解している。
ともあれ私はまだ在宅勤務多めの態勢。
そういえば先週、オフィス近くの道を歩いていて、ずいぶん雑草が旺盛に育っているなあと思った。
去年のこの時期の記録や記憶があるわけではないので、これが今年限りの特別な光景かどうかはわからない。
来年、忘れずに確認したい。
子供の学校も分散登校が始まった。やはり友達と会えるのはとても楽しいようで、帰宅した子供のニコニコ顔とおしゃべりが嬉しい。
早起き弁当作り生活も戻ってきた。
このまま再びソフトロックダウンということにならなければいいのだが。どうかな。
今日の読書
- 作者:石井 妙子
- 発売日: 2020/05/29
- メディア: Kindle版
他人を利用して踏みつけていきながら、虚構とハッタリで目立とうとしていく女性はそう珍しくないが、そのやり方で実際に地位や名誉を手に入れることができた女性となると極めて少ない。
なぜ彼女にはそれが可能だったのか、と考えながら読むのがおもしろかった。
容貌や内心(コンプレックス)をあげつらいすぎである、女性同士の対立を強調しすぎである、という批判も見かけ、それは一面で妥当だと感じつつ、しかし特に後者は避けて通れない問題でもあると思った。
ほかにこの一週間で読んだ漫画。
- 作者:藤本タツキ
- 発売日: 2020/06/04
- メディア: Kindle版
アンデッドアンラック 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者:戸塚慶文
- 発売日: 2020/06/04
- メディア: Kindle版
ミタマセキュ霊ティ 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者:鳩胸つるん
- 発売日: 2020/06/04
- メディア: Kindle版
ワールドトリガー 22 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者:葦原大介
- 発売日: 2020/06/04
- メディア: Kindle版