日曜日の昼ごろ、習い事帰りの子供と散歩していたら、細かい白いものがはらはらと降ってきました。
「灰?」
「どこかで何か燃やしてる?」
見上げると、よく晴れた空から、白いものが次々と降ってきます。
コートの袖についたものを指でつまむと、すっと溶けました。
「雪だ!」
「こんな晴れてるのにね。あの薄い雲が雪雲なのかな」
この日は全国的に強い寒気に覆われていて、大雪となったところも多かったようでした。
気象衛星からの映像を見ると、日本海側から雪雲が伸びているのがわかります。
この雪雲の裾が、ちょうど私たちの頭の上にかかっていたのかもしれません。
出かける前に見ていたテレビで、シュウマイ弁当のコマーシャルをやっていました。
さらにその前に「甘々と稲妻」という漫画のシュウマイ回を読んでいた子供は、そのコマーシャルにとどめを刺されて、口とおなかの中が、どうしてもシュウマイを食べたいモードになってしまったようです。
材料を買って帰って、作りも作ったり、なんと60個ものシュウマイができました。
さすがに食べきれないだろうと思ったのですが、しっかり家族全員のおなかにおさまりましたとさ。
「甘々と稲妻」は、妻をなくして子育てに奮闘する高校教師・犬塚先生とその娘・つむぎちゃん、そしてひょんなことから二人と一緒にごはんを作っては食べることになる女子高生・小鳥ちゃんが織りなす日常の物語。
最新刊では、つむぎちゃんがついに小学生になり、リアルな小学生生活が描かれています。そしてあいかわらず、どのごはんもおいしそう。
少し前にはアニメ化もされていましたが、終わってしまって淋しいです。
第二シーズンもやってほしいなあ。