忙しい暑い忙しい

夏休みも取らずどこにも出かけず、仕事と家事の往復をしているうちに、気がつけばもう8月も後半。

感染拡大防止にさえ気をつけていれば、どこかに出かけることを誰に止められているわけでもない。ここは自由の国なのだが、心が軟禁されているようで、どうもいけない。

研究研究の毎日だった大学院生時代の夏をちょっと思い出した。
昔の日記を読み返してみたら、確かにどこか今と似ている気分を感じる。
でもよく読むと、当時は飲み会だの院生会サマーセミナーだの、楽しそうなイベントも盛りだくさんだったじゃないか。うらやましいぞ、当時の自分。

コロナ禍生活ももう半年近くになり、緊張と疲労がじわじわと蓄積してきているのだろう。
メニエールはぶり返す、胃は痛む、口唇ヘルペスは出る、口角炎は治らない、の数重苦で、QOLが著しく下がっている。
そろそろどうにかしないといけない。

不景気な日記になってしまった。

とりあえずブログを書けたというだけでも一歩(精神的に)前進したと思おう。

今日のCOVID-19

7月31日と8月1日に、東京では1日あたりの新規感染確認数が400人を超えたが、どうやらそのあたりが感染拡大のピークだったらしい*1
私自身も、エピカーブ(発症日別陽性者数の推移)と実効再生産数を見ていた限りでは、理由はよくわからないけどなんだか頭打ちになっているなと思っていたところだったので、尾身先生の見立てに違和感はまったくおぼえなかった。

とは言え、東京でも毎日3桁の新規感染者が出ていて、東京以外の大都市圏でも多数の感染が日々確認されている。
いったん下がった実効再生産数(Rt)が、各地でまたじわりと上がりつつあるように見えるのも気にかかる。
前回の波では、厳しい活動制限でウイルスをいったんかなり抑え込んだ。今回はそれとは異なり、ウイルスがまだ多量に人の集団中に存在している状態だ。再び人の移動や活動が活発になったら、それこそ感染爆発となってしまう可能性が高そうに思える。

地域にもよるだろうが、毎日の新規感染確認数がどの程度であれば、生じうる重症者への対応が可能で、医療機関等への負担も(持続的に)許容可能なのか。
どれくらいの行動制限(接触削減)で、どれくらいRtを抑えられるのか。
後遺症はどれくらい心配すべきなのか。

そのあたりがもう少しはっきり見えてくると、心構えもできるのだが。