労働と充電

昨日は夜8時まで学会。主にシンポジウムばかりを中心に。

ちょっと気になっていたネスレ・リサーチセンターの人の話などを聞いた。

それにしてもネスレというのは、なんてアカデミックな研究ばかりやっているんだろう(そしてなんて製品に結びつかない研究ばかりやっているんだろう)。

売り上げの2%くらいを研究費に使っていると聞いてびっくり。

科学への貢献や科学知識の普及ということを目的のひとつにするには、あれくらい余裕がないとだめなのかな。

目立ちたがりの悪い癖が出て、自社名を出して質問してしまった。

おなかを空かせて帰ったら、夫が肉じゃがとかきたま汁をつくっていてくれた。めざましく腕を上げている。なんていい夫なんだ~。


今朝、布団の中で、学会へ行こうかなー、どうしようかなー、と悩んでいたところに部長から電話。いくつかの演題を聞いてきてくれないか、という話だったが、ちょうど聞きたかった演題だった。出かける決心がついて農大まで。

まさに自分の仕事に関係する話でよかった。


帰りにデパートの鮮魚売り場をのぞいたら、とてもきれいなイトヨリがあったので、2尾買って帰る。

というわけで今日のおかずは

・イトヨリの酒蒸し

・かぼちゃとなすの味噌煮

・ごぼうのごまドレッシング和え


イトヨリはうろことえら・わたを取って、軽く塩をしておく。長ネギの白いところは白髪ネギにして水にさらす。ネギの青いところを斜めに切って蒸し皿に敷き、その上にイトヨリを寝かせる。さらに魚の上に青ネギと生姜の薄切りをばらまき、お酒をふりかけて蒸し器の中へ(ル・クルーゼのスチーマーセットを使用しました>fumiさま)。

20分ほど蒸して、魚だけを皿に盛りつけ、千切りにした生姜と白髪ネギを乗せる。しょうゆ・みりん・酢を2:2:1で合わせたタレをたっぷりかける。おたまにごま油をとり、コンロで煙が出るくらい熱くして、魚の上にジューッ! 香ばしい香りがたちのぼったところでいただきます。

・・・これが、自分で言うのもなんだが絶品であった。夫もばくばく食べていたところを見ると、そうまずくはなかったのであろう。


そのほかのおかずは定番なので、レシピは省略。無難においしかった。


先日の出張の際に買ってきた地ワインを開け、おいしく夕ご飯。

ちびちびとワインをすすりつつ、「椿姫」ハイライトを見るという至福の日曜の夜である。


明日から2泊3日の出張であるが(しかも朝8時のあずさに乗車)、これで元気が出たぞ!