スキーツアー報告

蔵王から下界へ降りてみれば、桜が満開。
今週末って、お花見できるのかな?

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スキー初日はとても暖かく、ほとんど水上スキー状態。
でも、頂上まで登ってみると、樹氷の名残がいくらか見られました。
ロープに置き忘れられたグローブにも、小さな「エビのしっぽ」が。
それを食べたM崎くん、どうかと思うぞ。

お昼ご飯・S太さんの注文:
「カツカレー、カツいらないんで大盛りにしてください」
・・・それは、すでにカツカレーではないのでは?

去年のスキーツアーでご一緒させていただいた先生方が、長足の進歩をほめてくださる。
うーむ、もしかして私って、運動神経がいいのかも。

さて、夜から雪が降り出し、2日目はとても滑りやすくなりました。
調子に乗って上級者コースも何度か。
T良先生の息子さん・Nクン、去年より格段に上手になっていてびっくり。
N沢先生Jr.・Mクンも、とてもうまい。
彼らがどんどん滑るので、私もひっこみがつかなくなってしまった、というのが実状。

夕方、さらに状態が良くなったので、宿近くのゲレンデで練習。
だいぶスピードが出せるようになった・・・ような気がしました。

実はこの日、はるか東京では大学院の学位授与式が行われていたのでした。
それをすっぽかしてスキーにやってきた私のために、みなさんが、夜、
「学位記 "引換券" 伝達式」を行ってくださいました。
ありがとうございました。
大貧民大会から、ディープな飲み会へと移り、眠ったのは2時近く。

最終日の金曜は、N嬢と近くのゲレンデで数本滑った後、M崎君もまじえて外湯へ。
pH1.3というおそろしい強酸性の公衆温泉があり、話のタネに行ってみました。
早い話が、あったかい硫酸なのではないだろうか、と思いつつ入ってみると、
思ったほどピリピリしない。
それでも、お肌はわりとつるつるになったので、ケミカルピーリングはできたかもしれません。

温泉街で、玉こんにゃくや餅などを食べつつ、おみやげを物色。
出発前に、弱アルカリ性の宿の温泉であわただしく中和してから、バスに乗り込み、帰京。

とても充実したツアーでした。
お世話になった皆さん、ありがとうございました。
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(Photo by Prof.Nonaka)

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スキーツアー番外編:


解散後、研究室に寄って細胞の世話をしていたら、A助手さんがガラリと培養室の戸を開けた。
「pollyanna君! I教授の最後の飲み会だ!」

ということで地下に降りると、I先生はすでになく、もとい、お帰りで、
神戸に移る新Dr.Mさんが、教授の椅子を占拠していた。
残っているみなさんとお話をして、帰宅。

春は別れの季節。
でも、出会いの季節でもある。
みなさま、新年度もよろしくお願いいたします。


本日の細胞:

GnRH受容体入りのCHO細胞を凍結保存。
行く前にやっときゃよかったものを。