特許申請書書いたぞ~♪
原稿を担当部署の課長にメールでお送りして、とりあえずは束の間の解放。
廊下で、開発部の某課長が「先日のテーマ会議で報告してくれた内容ね、ああいうのうれしいなあ。是非これからもがんばって。頼りにしてるから」と言ってくださった。うれしいのは私です、課長。でも、もっとオリジナリティのある、そして役に立つ研究にしていきたいのだ。
派遣で来てくれている子が、先週からひどい風邪だったのだけど、どうも治りきらないらしい。
嗄れていた声が今日はいくらか出るようになっていたものの、心配で何度か体調を確認した。そのときは
「声はまだおかしいんですけど、体調は全然大丈夫なんです~」
と言っていた。ところが、頼んでおいた仕事を仕上げるのにずいぶん時間がかかった。彼女が苦手とする算数がからむ作業だったので、
「難しかったかな?」
と聞いたら
「違うんです。気分が悪くて・・・]
具合が悪いときは遠慮しないで早めに伝えてね、と言っておいたのだが、やっぱり来た早々だと遠慮があるのかもしれない。とにかく早退してもらう。明日も無理に来ることはないから、まずは体を直すことを考えてね、と言い含める。
彼女はちょっと変わったところがある。断じて悪い子ではないし、とてもがんばりやさんなのだが、必要以上に背伸びをする癖があるようだ。彼女が「できます」と言ったことは、必ずその場でやってもらって確かめる必要がある。彼女の「できます」は、「できたらいいなということはわかっています」ということらしい。
着任して、まだ2週間くらい。どうしてもいいところを見せたいのだろうし、頑張りすぎてしまうのだろう。
ほんとうにできることだけを「できる」「やれる」と言うことは、実はけっこう難しいことなんだよね。
仕事の後は、サイエンスライティング友の会で、激うまエジプト料理とホーキングの夜。これについてはまた明日。