ずっと昆虫を実験動物にしていて、久しぶりにほ乳類(ネズミ)を扱うようになり、思ったこと。
大きな動物もいいぞ!
なぜなら、とにかくサンプルがたくさんとれるのですよ。
殺さなくても、ちょっと血液をとるだけで、DNAもRNAも、そしてタンパク質もいっぱい手に入るのだ。
昆虫の場合は、そういったサンプルを集めようと思ったら、虫自体を大量に繁殖させたり、ちまちまと顕微鏡下で解剖して回収したり、といった必要がある。
分子生物学は、何かとモノ(=生体試料)がたくさんあったほうが話が早い。というより、それがキーになることが多い。
人間からすれば、ネズミも十分小さい動物に見えるが、昆虫学者からすると十分大きい生き物である。
さて、わが家の大きな動物クンは、今日も帰宅は10時過ぎ。
新妻が用意したメニューは
・鶏レバーのワイン煮
・あしたば炒めの中華風カニあんかけ
・じゃがいもとハムのサラダ
・豆腐と油揚げのお味噌汁
わが家の最寄り駅前には、大型スーパーSと、デパートPがある。
引っ越して以来、ずっとSスーパーを利用していたのだが、最近はPデパートがお気に入り。だって食材が圧倒的に豊富なんだもん♪
Pデパートは、鮮魚売り場も精肉売り場も充実していて、お肉はグラム指定で包んでもらえるのがナイスだ。そこで激安で買った新鮮な鶏レバー(心臓つき)を水に漬けて血抜き。下ゆでしたあと、安ワイン・砂糖・しょうゆ・みりんでつくった煮汁で煮てみた。
臭みもなく、おいしかったが、ワインの酸味が少し気になるかなあ。市販のお惣菜みたいな味にはどうしたらなるんだろう。
あしたば炒めは文句なく美味。
安いパックのズワイガニを沸騰したお湯に入れ、塩味を見ながら中華スープの素(ウェイパー)少しで味付け。片栗粉でとろみをつけて、ごま油で炒めたあしたばの上にとろりとかける。
速攻思いつきメニューの割に、今日の食卓では一番人気を博した。
あとのおかずは、恒例の食料ストック整理メニューです。
今日も満腹~♪