初めてE先生の授業を受けた。
“英会話”の授業なのだからしゃべらないと成立しないとは言え、こちらが一言しゃべると十言くらい返ってくる。議論が大好きという、とても熱心かつ愉快な先生。
たとえばD3生活のストレスについていろいろと愚痴っていたら、
「ストレスというけれど、実際は、たとえば論文の締め切りそのものが君にストレスを与えているわけではない。それをストレスと考える君の脳が君自身にストレスを与えているんだ」
と言われる。いやまあ、たしかに正論なんだけど・・・
「だから、君が不幸せになろうと思えば、不幸せなことを考えればいい。逆に幸せになろうと思えば、幸せなことを考えればいいんだよ」
むむ。そんなに単純にいくものか。そこで、
「でも、幸せになるほうが、不幸せになるよりも難しいじゃありませんか」
と言い返したら大笑いされる。笑ってごまかしたとみた。
しかしもっと高等な反論ができるようにならねば。