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顕微鏡

アナログエンジニアの5513さんが、12月5日のエントリ「生体染色を読んでくださって、さっそくご自分の口腔粘膜細胞をイソジンで染めてご覧になったとのこと。

最初は観察条件等調べるのが大変だったと察せられるのに、ちゃんと貯留グリコーゲンが紫色に染まるのを見つけられたらしい。

(詳しくはコメント欄をご覧ください)


何を隠そう、私の博士論文は、ボルバキアという細菌の中から、いるかいないかわからないウィルスを探す、というものだった。

大きさも形もわからない。数もわからないものを探すのは本当に大変で、毎日電子顕微鏡に張り付いて、条件をいろいろ振って、の繰り返し。

その結果、ウィルスを見つけたときの喜びは並大抵のものではなかった。

「発見」ってこれほど嬉しいんだ、と思ったのだ。


今では当たり前のように見える科学の成果の数々も、影にどれほどの試行錯誤があったことか。

そして、その果てに見つけられたときの科学者の喜びは、どれほどのものだったか。


この喜びを喜べる感性を忘れてはいけない、と思った。




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