昼休み、池袋の美容院へ行くべく、本郷三丁目駅へ。
ホームに降りると、わが母校の制服を着た女の子たちがたくさんいる。
(私の通った中学・高校は本郷にある)
このあどけなさは、中学校1年生だろうか。
期末試験が終わったのかな?
それにしてもたくさんいる。単なる下校時の風景ではない。
よく見ると、手にはなつかしい緑の表紙の「フィールドノート」を持っているではないか。
もしかして、もしかして・・・恒例の、アレ?
ホームを探したら、ベンチに懐かしいお顔が。
「東山先生! 大草先生!」
「あら~!」
やはりそうだった。
最初の期末試験の最終日、みんなでプラネタリウム見学に行くというイベントを、
文字通り十年一日のごとくやっているのだ。
場所は、渋谷の五島プラネタリウムから池袋のサンシャインに移ってはいるものの、
まだやっているというこの伝統。
池袋に着くまで先生方とお話をした。
急に気持ちが制服のころに戻るのが不思議だ。