今日は、イタリアン・レストラン「たきち」にて、980円のリッチな昼食。
メインは鰆のソテー。ウニのクリームソースがおいしかった。
つけあわせのジャガイモのオーブン焼き、ナスのソテー、キュウリの漬け物もそれぞれにおいしい。
大ぶりのカップで出されたスープは、なつかしい給食のワカメスープの味がした。
お食事は、ぜんぶお箸でいただく。
帰り際に看板を見たら「串味」という肩書きがついていた。和食なんだろうか。
そのわりに、店頭に大きなイタリア国旗がかかっている。
日伊折衷の、ふしぎなお店。
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腹ごしらえをした後は学生実習。
みんな手際が良くなっている。
ネズミの殺し方(頸椎脱臼)を見ていると、女の子の方が思い切りがいい。
男の子はおずおずとしっぽを引っ張るため、かえって無用な苦しみを与えがち。
この性差はなんなのだろう。
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本日の迷いバチ
研究室に、妙なハチが迷い込んできた。
黒くて、細長い。地バチのような感じ。
P先生がつかまえてくれたので、フィルムケースに入れて、地下のクボ研へ。
クボ研は、ミツバチを扱っている研究室である。
SSKさんを訪ねていったら、実体顕微鏡に向かって何かしている。
「あ、実験してる」と言ったら、「たまにはね」と胸を張る。
別にいばることではない。
ハチを見せたら、わからないとおっしゃる。
私は、ひそかにここから逃げ出したものだと疑っていたのだが。
ミツバチの解剖を見せてもらう。なんかふしぎな組織がいっぱいある生き物だ。
おもしろそうだなあ、と思っていたら、SSKさんから、甘いお誘いがかかった。
「ねえ、ボルバキアやる人が誰もいないんだけどさあ。・・・戻ってこない?」
うむぅ。なんてタイミングの良いご発言。
いやいや。まずは、今の仕事にケリをつけねば。
迷いバチは、とりあえず100%エタノールで固定しておいた。