トイレットペーパーの謎

理学部2号館のトイレには、当然のことながらトイレットペーパーがある。
トイレットペーパーくらい、同一メーカーのものを使えばいいと思うのだが、なぜかこれが、地味にブランドを変えているのだ。
(使い心地は、さして変わらない)

ここしばらくは、東京大学ブランドのペーパーだった。
学内各所から出る大量の廃紙を処理再生してつくられているというもの。
ご丁寧に、ロールを包む保護紙には、天下に冠たるイチョウの校章がプリントされている。

つれづれなるままに、その保護紙に書かれている説明書きを読むと、
「東京大学で発生した、保管期限の切れた事務書類・試験・成績・名簿など」
が含まれているらしい。

ということは、今、第一線でイバって働いている研究者の学生時代の答案があるかもしれない。
そのようなありがたいカミをば、かくのごとき用途に使ってよいものだろうか、と
いつもトイレで悩んでいたものだ。

そうしたら、最近、ふたたびメーカーが変わった。
新橋製紙の「Tole-per」(トレ パー)。
トイレット・ペーパーを省略したオシャレな命名だ。

今までの東大ブランドでは、なにか不都合でもあったのだろうか。
偉い先生から、私の答案でシリを拭くなんて! というクレームでもついたのだろうか。

トイレでの悩みは尽きない。

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本日の昼食会

P先生グループの学生は、これまで私とEくんのみだった。
そこにこの度、新しく4年生のIくんが卒業実習で加わることになった。

というわけで、今日は4人でのお昼食会。
Iくんもまた、マジメな人である。

ともあれ、にぎやかに研究が進められそうだ。