在韓被爆者訴訟について、政府は控訴することにしたらしい。
国内に住んでいれば援護法が適用されるけれど、韓国に帰ったら援護を打ちきる、というのは、どう考えてもヘンだ。
法律に書いてある「被爆者」の定義を見るまでもない。
でも、立法の過程を見るかぎりは、まあ政府は控訴するだろうな、とも思う。
(詳しい方、あとで教えてください)
被爆者援護法ができたとき、どんな議論があったのかなあ。
94年の11月に成立したときは、お恥ずかしいことに私はちっとも知らなかった。
それにしても、この間のハンセン病訴訟のときの、マスコミや大衆の大騒ぎが思い出される。
今回の在韓被爆者の問題は、果たしてどれほどの関心を呼ぶだろうか。
小泉内閣メールマガジンを購読している人の、果たして何割が、このニュースに注目するだろうか。
とりあえず「何か違う」ということで、ノー天気な私も小泉内閣に期待しているけれど、
感傷的、一時的に反応しているだけだと、「右と言われりゃ右向いて、とても幸せ♪」になりかねないな。