バレンタイン・デー

久しぶりにデパートをのぞいたら、なんだかあたり一面ピンク色である。
そう、もうじき聖バレンタインの日なのだ。

先日、幼なじみの男子と地元で立ち話をしていたら、
「ドクター(博士課程)に行くんでしょ? やっぱ、男は引く?」
ヤツおよび世間様の期待どおり、そうなのよぉ、男がよりつかなくて困っちゃうわ、と答えておく。
「どうするの? しばらくは結婚とかしないつもり?」
・・・大きなお世話である。誰がそんなことを言ったか。

また別の男友達は、ことあるごとに「がんばれ(男をつくれ、の意)」と言うし、ある男性に至っては、新年の挨拶に「幸せになれ」と来た。

昨日、また別の男友達に、メールで何気なく「今、心身ともに充実している」と書いたら、「聞き捨てならない、なにかいいことあったのかなあ(はあと)」と返ってきた。
男なら、仕事が充実しているときの喜びがわかっているものと思っていたが。
実に低次元である。

まったくもって、うるさいというのだ。
その上、なぜか皆、私は独り身であるとアプリオリに信じているのが腹立たしい。

ここで宣言しておく。
今年のバレンタインデーには、私はたった一人の男性にしかチョコレートを渡さない。
思い当たる殿方は、心の準備をしておかれよ。

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本日の細胞

みな、絶好調に育っている。
みんなのおかげで、いろんなデータが出ているのよ。
チョコレートをあげたい気持ちだわ。