先週の土曜日、実務修習の最後の集合研修が終わって、ようやく一息つけそうです。
弁理士試験に合格しても、実はすぐに弁理士登録できるわけではありません。登録前の義務研修(実務修習)を受講して、修了する必要があります。(このエントリのタイトルが「終了」となっていて「修了」でないのは、まだ修了証をいただいていないからです)
噂には聞いていましたが、この実務修習がけっこう大変でした。
年末年始は起案(特許、意匠、商標の出願手続や審査対応に関する書類を作成してみる等の課題)の作成に明け暮れ、年が明けてからは毎週土曜日、計5回の集合研修をこなし、合間に多量のe-ラーニング講座を視聴する日々。(平日集中コースや、平日夜コース、金曜コース、などもありますが、私は土曜コースを選択しました)
しんどかったですが、特に集合研修は勉強になったし、また、たくさんの同期とも知り合えて、楽しい日々でもありました。
特許の出願手続や審査対応に関連する業務の補助は経験がありますが、他の事務所の講師の先生方に教えていただくことで、新しい視点から考えてみるきっかけをいただけました。
意匠や商標の実務は経験がなかったので、実際に手を動かしてみることができて本当によかったです。また、実務のおもしろさを体験できたように思います。
受験仲間と集合研修の会場で再会して一緒にお昼を食べに行ったり、グループディスカッションのメンバーと仲良くなれたりもしました。同じ試練をくぐり抜けてきた仲間というのはいいものですね。
3月の終わりの修了式で修了証をいただくのが待ち遠しいです。