どきどき

初めての職種だけに、一挙手一投足にどきどき。


事務所によっては、新人はひたすら翻訳に従事して勉強、という方針のところもあるようだが、わが上司たちはやや違う。

中間処理(=特許出願すると、最初はたいてい特許庁からダメ出しをくらうので、いろいろゴネて反論して特許査定をもぎとる作業)も明細書作成(=こんな発明をしたので、それを独占的に使う権利をください、と特許庁に願い出る書類をつくること)も、簡単そうなものならやらせてくれる。


でも、やはり素人。どういう書き方をしたら、どういう弱点が生じるか、という視点が甘すぎる。

お客さまの話をよく聞くしかないのだが(だからこそ、打ち合わせにも同席させてもらえているわけだが)、難しいんだなー。


今、上司に見てもらっている書類、明日くらいにはこてんぱんに直されてくるだろう。どきどき。

こうやって指導してもらえるというのは、新人にとってはこよなくありがたいものだけれど、多量の業務の合間に新人指導しなくてはいけない上司の皆さんのご苦労を思うと、どうにもびくびくしてしまう。

と同時に、今指導してもらっている内容と方法を、よくおぼえておこうとも思う。