生体染色

このカテゴリなのか? ということはおいといて。


軽い風邪を引いたようで、喉が非常に痛~い。油断すると咳が出るが、我慢するのがこれまた不愉快。

熱はなく、鼻水も出ないし、大したことはないはず(あったら困るよう)

今日のインフルエンザ予防接種の予診で喉を見られたときは、「む?」という顔をされたけど、そのまま注射決行。やはり大したことないのだろう。


とりあえずは葛根湯を飲み、イソジンでこまめにうがい。

「がらがらぺー」してふと気づいた。イソジンの茶色の中に、何やら青紫色のものが。

一瞬びっくりしたが、気づいた。おお、ヨード染色ではないですか。


小学生の頃、じゃがいもにヨウ素液をたらして青紫色に変わる、という実験。あれと同じ理屈。

じゃがいもの方はでんぷんを検出する実験だが、今回のイソジンは、口の中の粘膜細胞にあるグリコーゲンを検出している。

イソジンにはヨウ素が含まれている。でんぷんもグリコーゲンも、どちらもブドウ糖がたくさんつながったもの*1なので、ブドウ糖ブドウ糖の間にヨウ素が入り込むと、どちらも青紫(~赤紫)色を呈するのだ。


ただそれだけの話なんだけど、イソジンで生体染色できたのが、なんとなく嬉しかったのでした。




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*1ブドウ糖がたくさんつながった多糖類で、植物性のものをでんぷん、動物性のものをグリコーゲンと呼んでいるが、正確には少し性質が違う。