またも大忙しの週末。
上司の先生方訪問が二件、それに引出物最終決定。
合間を縫って、「ハウルの動く城」を観たり、神谷バーで休憩したり。
以下、ハウルの感想。ネタバレ大あり。
・・・正直、ちょっとがっかり。
期待しすぎて観たせいかもしれない。
判り辛かったのと、中盤ダレて終盤が強引だったのが、「びみょー」な原因。
ファンタジーに過剰な説明は不要だけど、それ以前の問題。
「?」に引っ張られて、せっかくの映像世界が楽しめない。
ああいうプレゼンテーションで「観客に考えさせる」ことを目的としているのだったら、それはちょっと傲慢なのでは?
ハウルとソフィーの間に恋が芽生える必然性がわからなくて、共感できないのが致命的だったなあ。
「二人が暮らした。」がコピーだったけど、その割にハウルは出歩いてばかりいて家にいないし。
なぜソフィーに呪いがかけられるんだろう。
あの戦争、あんなに簡単に終わらせるもの?
前半で注目していた、ソフィーの妹・ベティーちゃんは二度と出てこない代わり、後半でお母さんが実の娘をだましに来るのはなぜ?
キムタクの声は、予想以上に良かった。倍賞千恵子さんもナイス。マルクルの神木君は可愛かった~♪ 特に「またれよ」。
もっともっとキャラクターを書き込んでくれてもよかったかなあ。あまりにも精粗のバランスが悪すぎる。
なんにも考えずに観れば普通におもしろいんだけど、全体的に薄ーい感じ。惜しいな~。もったいないな~。
いろいろ謎を残されてしまったので、原作を読んでみなければ。