午前はラボのセミナー。安全衛生会議とお掃除を挟んで、午後は情報棟でセミナー2演題。
体調はちっとも良くならず。午前のセミナー後、気息奄々としているところにボスが来て、「全力でやれ」と言い残していく。休むわけにいかなくなり、トイレで不覚の涙。
午後のセミナー最初の話題は、アメリカのベンチャーDiversaの人によるものだった。土壌や海水中にいる、無数の未知のバクテリアを、いかにたくさん、いかに効率よく解析するかというお話。かなりおもしろかった。それにしてもやっぱり、企業の人のプレゼンはきれいだなあ。
次の演題はミシガン州立大学の教授で、しっちゃかめっちゃかに乱立している種の命名法をどうするかという話。
イントロ、画面いっぱいに色とりどりのトランクスがたくさん出てきた。何ごとかと思ったら、それにかぶせて「分類学者は、他人がつけた名前を使うくらいだったら、他人の下着をつけるほうを選ぶだろう」というメッセージ。会場は大笑い。自分が名づけた新種へのこだわり、思い当たる人は多いらしい。
あとでTKさんに聞いたところ、「俺やったら他人がつけた名前を使うね」とのことであった。