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昨日は、S嬢と新宿シアタートップスにて「路地裏の楽園」。二度の大病を乗り越えたすまけいの迫力は凄まじかった。それにもまして、ときどき見せる笑顔の素晴らしかったこと！　子どものような輝かしさなのだが、決して子どものもちえないものだった。

ほかの俳優さんたちも実に上手い。特に有園芳記氏。以前見た「ガリレオの生涯」でのガリレオの弟子、その存在感をおぼえている。批評じゃない。解釈じゃない。頭で考えた芝居ではない。彼が感じていること、思いのほどはいかばかりか。

今回の舞台、私のキーワードは『みんな口ではそういうのさ』。

『みんな口ではそういうのさ』。ムキになってまともにとって、ものごとを難しくしてなんになるだろう。言葉ではいえないことへの思いやりを欠くだけだ。

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昨日のお酒

観劇前の腹ごしらえは新宿東口「とりでん」にて。軽くビールと串焼き、たこわさなど。塩で焼いてもらった串に、にんにく風味のネギみじんをたっぷりかけて食べたのがおいしかった。

お芝居がはねてからは、同じビルのBar Boon。S嬢が「今日は飲みたい気分なんです」とうれしいことを言ってくれるので、ふたりで２杯ずつ。彼女は甘めのカクテル。私はジンベースのオリジナルカクテルと、ズブロッカをロックで。