情人節

香港では、今日・2月14日のことをこういうらしい。
なんともダイレクトというか、身もフタもないというか、聖バレンタインの存在感の希薄な呼び名である。
日本では、クリスマスもこれに当たるだろうか。

昨日、帰りに友人とチョコレートを買いに池袋のデパートへ寄った。
東武と西武の両方を見たのだが、すさまじい熱気だった。

西武は、広い特設会場を設けているだけ、まだゆとりがあるのだが、
東武のお菓子売り場は、さながら戦場と化していた。
純情な男子諸君は、もらったチョコレートが、あのように人をおしのけたり、つきとばしたりしながら購われたものと知ったら、慄然とするだろう。

それでも、チョコレートを選ぶのは楽しい。
何が楽しいって、試食である。
おなかをすかせて行ってしまったので、どれもこれも見境なくおいしく感じた。
たくさんのお店があるので、決断力が必要とされる。

家で食べる用もふくめ、即決で購入。
このへんは、事前のリサーチとイメージがものを言うのだ。
友人は、この時期のみ東京で売られる、ロイズの生チョコを嬉々としてお買いあげ。
ロイズが、キティちゃん生チョコなるものを売っていてびっくり。
結局、どれも自分が食べたくなってしまうので、適当なところで切り上げる。

お菓子売り場を出たら、涼しい風が心地よく、思わず揃ってため息をついてしまった。

で、本日。

私がチョコをあげたのは・・・
お世話になっている先生です。
とても喜んでいただけて、うれしい。

前ふりの割に、つまらないオチでもうしわけない。
が、明日に修論発表を控えている身では、そんなに華々しい仕込みはできない、ということで許していただきたい。

それにしても、さすが、友人のみなさまは、オチの方向を正確に読んでいらっしゃる。
せっかくセンセーションを巻き起こそうと思ったのに、残念だ。