昨日は、放送大学へお移りになったI先生をみんなで訪ねた。
先生のお誕生日でもあるこの日の企画は、理研に就職なさったM先輩の発案。
総勢15名以上の卒業生を迎えた先生は、まず実験室などを案内してくださる。
・・・広い。ここで一人でお仕事しておいでとは。
「ちゃんと実験してるだろう?」
とうれしそうな先生。
会議室にて飲む。先日、先生には暖かいお手紙をいただいたばかり。いざ先生を目の前にすると、胸がいっぱいであまり言葉にならず。でもおそらくはわかってくださっただろう。
14リットルほどのビールが、2時間もしないうちになくなった。
「しかし早いなあ」と呆れるI先生。
「そりゃ、毎週金曜日、先生に鍛えられたメンバーが集まってるわけですから」とのSSKさんの説明に納得。
さらに、先生が席をとっておいてくださった幕張駅前の居酒屋「だるま」にて飲む。
久々にお会いするみなさんとお話できて、うれしかった。
今日、SSKさんは論文をほぼ書き上げ、こよなくうれしそうな顔をしてご帰宅。
さて、PCRをかけて私も帰るか。
あたたかく迎えてくださったI先生、ごちそうさまでした。
また、声をかけてくださったMさん、ありがとうございました。
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本日の細胞
ショウジョウバエの細胞を植え継ぐ。
フラスコをバンバン叩きつけるだけで、かなりの細胞がはがれた。楽でよろしい。
虫の細胞は、CO2インキュベーターもいらない。25度の環境に放り込んでおくだけでよい。実に楽。
それにしても、この研究室では、ピペットは使い捨て。
(やはり培養細胞を扱っているP嬢は、すさまじく景気よく使い捨てる)
さらに、細胞を飼うのはディッシュではなくて、ねじ蓋つきのフラスコ。
なんてバブリーな環境なんだろう。
培地に加える血清を減らせないかどうか、さらに、抗生物質抜きでコンタミしないかどうかをチェックすることにする。
元気に育てよ。