2017-04-16から1日間の記事一覧

それ、もう三木清が言ってた 〜『三木清 教養論集』から〜

現代の知識階級の悲哀は彼等が次第に自分の本質を失って無識になるつつあるということである。なるほど彼等は物を読む、けれどもそれは彼等の生の不安に原因を有するところの好奇心に刺戟されてのことであり、そういう風にして唯新しいものを漁っていたので…