仕事のしかたについてふりかえり
職場でヒアリングがあったことをきっかけに、どんな仕事のしかたが自分に合っているのか考えている。
ありがたい職場で、フルタイム勤務→在宅メインのパートタイム勤務→退職→出戻ってフルタイム勤務、と、ライフステージに合わせていろんな働き方を許容してもらってきた。
コロナ以降は、だいたい週1日~2日出社、あとは在宅、という形でフルタイムの仕事をしている。
在宅は、家の用事や体調管理とのバランスがとりやすくて好きな働き方だ。外線が入らないので、仕事のペースを乱されにくいのもいい。
出社は出社でいいところがたくさんある。上司や同僚と顔を合わせて相談できるから話が早いし、紙の資料を広げられるから複雑な案件がやりやすい。どういう理由でそうなるのかはわからないが、他人の中にいるというだけで、なんとなく頭と心が活性化する感じもする。雑談はいいぞ。
でも、在宅と出社、どちらかに決めてしまうのも窮屈なので、できれば、両方を適宜織り交ぜる感じで仕事をしていきたいなあ、というのが本音。
贅沢かもしれないが、同じような思いの人はわりといるようなので、うまく助け合って実現していければと思う。
自分の仕事についてふりかえり
今やっている仕事の関係で、数年前の自分の仕事を見直す機会があった。
ありがたいことにとてもうまくいったケースで、過去の自分がちょっと(なかなか)偉く見えた。
自己肯定感が高くないものだから、常にぐじぐじ悩みながら生きているけれど、こういうことがあると前向きな気持ちになれる。
結局のところ、自信というものは、他人に与えられる評価からではなく、自分がした仕事から得てこそ強い、ということだろう。
他人には、その協力や支援に感謝こそすれ、評価を期待すべきではない。自分の力だけで成し遂げられる仕事などないし、自分がほしい評価を求めるために他人を利用するなどおこがましいにもほどがある。あたりまえのことだけど。
アメリカ大統領選についてふりかえり
11月3日に投票が行われたアメリカの大統領選挙は、バイデン氏が制して8日に勝利宣言を行った。
驚いたのは、日本のTwitterでトランプ支持とバイデン支持の激しい対立が起こり、さまざまなデマまでタイムラインにあふれたことだった。
日本と関係の深い国のこととはいえ、我がことのようにのめりこんでヒートアップする人がこれほど多くなるとはまったく予想できなかった。
アメリカで見られる分断の問題に、自分が抱えている問題を投影して見る人たちが、これほどまでにたくさんいるということなのだろうか。
自分の悩みや苦しみを表現する言葉や、自分を代表してくれる存在を求めている人たちがあふれているように見える。
思想的分断について、トッド、ピケティ、サンデルらの議論が日本でも注目されている。もちろん、グローバル化がもたらした先進国共通の課題もあると思うが、各国・各地域特有の事情を切り分けることなく、外国の議論をそのまま日本にあてはめてしまうのは危険ではないだろうか。
日本にも、日本に住む人たちの悩みや苦しみを表現する言葉がもっと必要だ。それもできるだけたくさんの立場からの。
とは言いつつも、やはり参照するものは必要だ。ということで、これを読み始めた。
The Tyranny of Merit: What's Become of the Common Good? (English Edition)
- 作者:Sandel, Michael J.
- 発売日: 2020/09/15
- メディア: Kindle版
今日のCOVID-19
大阪や兵庫でも過去最高の陽性確認数を記録し、東京でも317人の陽性が確認された。
明らかに国内の感染は拡大局面にある。
個人でできることは、飛沫が飛ぶような環境で他人と接触しない、手を洗う、換気をする、くらいしかないので、引き続き警戒しながら過ごそうと思う。