せっかく新しいレンズ(Touit 2.8/50M)を手に入れたので、お花の写真など撮ってみたい。
というわけで、「春のバラフェスティバル」開催中の旧古河庭園に行ってきました。
むせるようなバラの香りに酔いそうでした。
「ガーデン・パーティ-」
花びらの縁が、ほんのりピンク色に染まっていて可愛らしい。
「初恋」
初々しい名前には申し訳ないのですが、金子光晴の詩『老薔薇園』を、ちょっと思い出しました。
うす絹の肌着はよごれ易い。ちょっと汗ばんでも、四五日ぬがずきつゞけただけでも、うす黄ろく染まり、くろく垢づく。
桃色のヅロースや、レモン黄のシュミーズ、白の乳かくしなどが、そこらいっぱい、レビュウガールのたまり場でゞもあるやうにぬぎちらしばらまいている。(中略)
肌着とみえたものはじつは、薔薇だ。老いた薔薇の園である。
暖かいのを通り越して、夏のような日で、バラたちも暑さに倦んでいるように見えたせいか。
「ファースト・ブラッシュ」
クラシッククロームで、落ち着いた感じの色に。
同じく「ファースト・ブラッシュ」
ベルビアだと、眼が痛くなるような鮮やかさになりますね。
「スーパースター」
遠くからでも人の目を惹く鮮やかなオレンジ。なるほど、スターです。
心字池の方に行くと、花菖蒲(だと思う)がたくさん咲いていました。
あまり近寄れないので、花菖蒲を撮るには、もう少し望遠系のレンズも持っていけばよかったかも。
アジサイもたくさん咲いていました。
うっかりクラシッククロームで撮ったら、なんだかしんみりした感じに撮れてしまった。