やたらとひどい喘息様の咳が止まらない風邪にかかり、かと思ったら花粉のためか、鼻水も止まらず。
そんな時期に、確定申告やら子供の学校の保護者会やらが重なって、ムキィィィ、となっています。
確定申告は、とにもかくにも、後はもう一度確認して出すだけ、というところまで来ました。
そして、今年度最後の保護者会はいろいろと感慨深いものがありました。
今年、子供を担任してくださった先生は、おおらかで、ユーモアがあって、でもシメるところはきっちりシメるという方でした。
子供たちの様子を見ていても、のびのびしている割に落ち着いていて、先生との信頼関係がしっかりと築かれていたのがわかります。
うちの子も、この1年でいいところをたくさん引き出していただいて、ずいぶん成長しました。
ありがたい先生だなあと感謝していたのですが、前任校では苦労されたこともあったと保護者会で伺って、驚きました。
苦労や失敗は「乗り越える」ものと簡単に表現されることが多いように思います。
でも、自分を省みて、苦労や失敗を本当に乗り越えられたことが、果たしてどれほどあったでしょうか。
何を持って「乗り越えた」というかにもよりますが、同じ(あるいは同じような種類の)困難にぶつかったときに、逃げずに立ち向かって解決できるようになっていれば、胸を張って「乗り越えた」と言えそうです。
私の場合、「乗り越えた」というより「ごまかした」ことの方がはるかに多い気がします。
もちろん、心身をボロボロにしてしまうよりは、逃げたりごまかしたりして生き延びる方がいいに決まっています。
でも、そういう局面ではないときに、ごまかさずに困難に立ち向かってみることを、ちょっとがんばってみようかなと思いました。