まずはこれ
シリーズ屈指の名作と言えましょう。
鴨ちゃんの最期には胸が詰まった。鴨ちゃんの気持ちを思っても、西原さんの気持ちを思っても、そしてお子さんたちの気持ちを思っても。
次に
かいじゅうたちのいるところ
posted with amazlet on 07.08.01
娘のお気に入り。
「か、か、」と言いながらこの本をもってきて、読めと言う。
私も大好きなので(そもそもセンダックが大好き)、ついつい読み聞かせにも熱が入る。
この本に限らず、絵本を読み出すと、思わず熱演してしまう癖がある。
病院の待合室で、娘に絵本を読んでやっていると、いつのまにかほかの子どもたちが寄ってきて、ギャラリーが増えていることも間々あり。
実は特技かもしれない。
最後はこれ。
林真理子さんは、やはり第一級の語り手なのだと思う。
ミカドの淑女(おんな) のような伝記小説は、そのうまさが際立つ。なんて力のある人なのだろうと思う。