立ち詰めでも楽しい

一気に仕事を進めているので、昨日は座る時間がほとんどなかった。

それでも、頭の中の計画を、実験という形に実現できるのは嬉しい~☆


さすがにこの年になると、実験を組むのにもかなり慎重になる。

しかも、できるだけ最小限の手間で、最大限のデータを出そうという欲も出る。

というわけで、手を動かし始めるまでに、机に向かっている時間もそれなりに長くなるのだが・・・若い同僚の中には、それがわからない人もいるんだな。

しかも、自分がメインでやっている実験のためだけに、机に向かっているわけじゃないのだけどなー。ぶちぶち。


しかし、思い返せば私もそうだった。

学生・院生の頃、上司が実験せずに、デスクワークばかりしているのを「楽してやんの」と思っていたことがあった。

今なら、当時の上司がどれほど頭(と心)を使っていたかがよくわかる。

彼に寄りかかって、楽をしていたのは私のほうだった。ああ、なんて馬鹿な私だったことだろう。


帰りの電車で窓の外を見ながら、昔の私の愚かさを、そっと恩師に詫びてみたり。




人気blogランキングへ←数年後の私が、今の私を見たら、それでもやっぱり馬鹿だと思うんだろうなあ。でも頑張ります