ただいまのところ、娘の一番のお気に入り。
ページをめくる度に、汽車ぽっぽを指で差して追いかけては興奮している。
また、最初から最後まで擬音語で構成されているのが、娘にとっては「自分のことば」で話してもらっているような気になるのかもしれない。
これを読んでいると、娘のおしゃべりがひときわ盛んになる。
「ぽぽぽぽぽ」と読んだら、「ばばばばば」と、しっかり5回言ったときはびっくりした。
擬音語をいかに読むか、その工夫に思わず熱中しつつ、ふと思った。
草野心平の詩を、楽しい絵本にしたものはないだろうか。
るるり りりり るるり りりり(「おれも眠らう」より)とか。
るてえる びる もれとりり がいく(「ごびらっふの独白」より)とか。