という記事を見て嬉しくなったので、この試算を行った会社Salary.comのサイトに行ってみた。
おお、自分の「お給料」を試算できるではないの。(→こちら)
まずは子どもの数、専業か兼業かを指定。
住んでいる地区を、US内のZip Codeで指定しなくてはいけないのだが、とりあえずニューヨークにしてみる。
家事をいろんな業務にみなして、一週間で費やす時間を割り振り。
そして自分の年収等を指定。
で、計算・・・っと。
なんと$103,576、すなわち日本円にして、1244万円強! わーお。
これは嬉しい結果であります(だからって一銭ももらえないんだけど)。
そういえば、以前、主婦業の大変さをめぐって、夫とケンカしたことがある。
とにかく一回、すべてを体験して理解してほしいと言う私に対し、体験したからと言って何の解決にもならないから絶対嫌だという夫。
その上、「じゃ、俺の仕事の大変さはどうやってわかってもらえばいいんだ」などと言い出すので、火に油。
・・・あの、私もいちおう仕事してるんですけども。
「仕事量を減らせと言うのか」とも怒られたな。
・・・うーむ。それでは、仕事をセーブせざるを得ない私の立場は?
夫は基本的に古い人間であり、いまいち「仕事してる妻」「妻がしている仕事および家事育児の価値」というのがわからなかった模様。
お金に換算したら、少しはわかってもらえるのかなあ、などと思ったときもあった。
結局、そのケンカは、怒濤の議論の末、「外部から評価を得られる(=やりがいを感じられる)仕事の成果は、夫婦平等に得られるように協力する」という合意に至って収束したのでありました。
それ以来、ものすごーく協力的で理解のある夫には、大変感謝している。
また、私の仕事が本格的に始まってみると、とにかく忙しすぎて、余計なことをうじうじ考える暇がなくなってしまい、ちょっとやそっとのことでは腹が立たなくなった。
家事労働を給与に換算する、というのは古くから行われているけれど、「外部(夫を含め)に評価されること」が何よりも妻の心を慰めるんじゃないかな、と思っています。
ところでこれ、一人暮らしの人(女性でも男性でも)の家事労働等を同じように計算したら、どうなるんでしょうね。けっこう行くんじゃないかと思いますが。
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朝日新聞の元記事を以下に引用。
主婦業は年俸1600万円相当 「母の日」控え米社試算
2007年05月04日15時55分
専業主婦がこなす炊事洗濯や育児などの家事は、年俸13万8095ドル(約1660万円)に相当――。13日の「母の日」を前に、主婦の重労働ぶりを再認識するきっかけにしてもらおうと、米人材情報会社サラリー・ドット・コムがこんな試算をまとめた。
同社は、子供の送迎を「運転手」、調理を「料理人」、家族の悩み相談を「カウンセラー」などと家事を10項目に分類し、それぞれをプロに任せた場合の料金を積算した。主婦の作業時間は週92時間で、うち52時間を残業として割り増し計算したという。今年の年俸は前年に比べ3%上昇した。
職業を持つ母親についても、家事に対する報酬として年8万5939ドル(約1030万円)の「ボーナス」受給資格があるとはじき出した。(時事)