早くも九月。
娘も生まれて三ヵ月半を過ぎた。
このところ、また哺乳量が増加している気がしていて、そろそろおっぱいのメンテナンスをしたいなあと思っていたので、桶谷式の母乳マッサージに行ってきた。タイミングよく(?)ちょっとしたしこり(古い母乳が溜まってしまったもの)もできたので、それも診てもらいに。
うちからは車で2~30分といったところ。閑静な住宅街の中にある助産院は、普通の民家の感じ。
おそるおそる中に入ると、畳の上にカーペット敷き。子どものおもちゃやベビー布団が置いてあって、至極アットホーム。
助産師さんのご主人が、事務や経理、子守などを担当なさっているらしい。飄々とした素敵なおじいちゃま。娘もあやしてもらったが、場見知り気味でちと愚図る。
ほかのお母さんが連れてきていたおねえちゃん(年長さんくらいかな?)には、にこにこ愛想を振りまいていた。
奥まったところにあるベッドに横になり、隣に娘を寝かせてマッサージを受ける。娘はベッドの柵に吊るしてあるおもちゃで遊んでいる。
「よく出てるから、乳腺炎にもなりやすいのね」と言われてびっくり。確かにびゅーびゅー飛んでいる。普段は娘のおなかに直接入るから、ちっともわからなかった。自分でやる搾乳も、よっぽど下手なんだな、こりゃ。
マッサージは全然痛くない。大して力を入れているふうでもないのに、とても気持ち良い。
しこりができていない方は、上手に飲ませているとお褒めをいただく。
いったん終わったときは、「あれ? まだしこりあるじゃん」と思ったが、その場で娘に飲ませると、劇的に柔らかくなった。途中の詰まりを上手に取ってくれたらしい。
さらにとどめのマッサージをしてもらい、馬油を塗った上にびわの葉湿布。ホワイトリカーに、びわの葉を刻んだものを三年も漬けたんだとか。これ、実に心地よい。
ゆっくり授乳しつつ、よそのお母さん方ともいろいろおしゃべりしたりして居座り、けっこう楽しかった。
娘もいろいろ刺激を受けて疲れたのか、今日は寝かしつけいらずの即効熟睡コース。
【次回のために】
☆娘をあやすおもちゃを忘れないこと
>>> 退屈したり、眠くなったりしたとき、あやすものがなくて泣かせてしまい、えらく苦労した。
☆いつもの普段着(肌着)を着せていくこと
>>> 下手に着慣れないおしゃれ着を着せると、居心地が悪くて愚図りやすい。