あと1日で週末~♪

昨日の情けない記事を目に留めて、いろいろと励ましてくださった皆さま、本当にありがとうございました。なんとか今日を乗り切りました。


朝一の元気なときに備品補充を済ませてやろうと、意気込んでチェックを始めた。ここで怒り心頭なのが、月一回やるはずなのに、先月は誰もやっていないこと。記録を見れば、ここ半年くらいで私の名前が3回も。きぃ~っ!

先月の週番の4人がサボってくれたおかげで、いろんな備品が残り少なくなっている。アルミホイル・サランラップ・ビニール袋のストックがそれぞれ、大・中・小とすべて足りない。器具を洗う洗剤の詰め替え用ストックもない。ハイターのストックもキムタオルも足りない。ティッシュペーパーも微妙に残り少ない。くそぅ。


というわけで、荷物運搬用のカゴをもって、3階から降りて、隣の建物の4階までえっちらおっちら階段移動。足りないものをカゴに入れ始めてすぐ、一度では済まないことに気づく。

最初の積荷を両手に運んで実験室に戻ると、私にこの作業を指示した先輩が涼しい顔で「あ、ご苦労様」。さすがに「いいえ~」という笑顔が強張ってしまった。

即座に二度目の運搬。もうここまで来れば意地である。しかし重い、重い。ビニール袋もまとまると、凄まじく重い。また運の悪いことに、私が持ち出したところで倉庫の段ボール箱が空になり、これも片づけなければならない。


さすがに二度目の運搬をしている途中で、いろんな人に心配された。「何やってるのっ!?」とすっとんで来てくれたのは、双子ちゃんのママ。「だめだめ、持つから」と有無を言わさず荷物を受け取ってくれ、さらに階段の途中で2児のママが「うわー、どうしたの~?」と助けに来てくれた。「破水しちゃうよ~、やめな、やめな」と言われて、つい半泣きに。


訳を聞かれて話すと、一発で事情(および心情)を理解してくれたのは、さすが先輩ママさん。本当にありがたい。慰めてもらえることの喜びを、これほど感じたことはない。人の情けというのは素晴らしい、と心底思った。


誤解のないように書いておくと、私を名指して備品補充の仕事を命じた先輩は、決して意地悪な人でもなんでもない。どちらかというと、人の嫌がる面倒な作業を進んでこなし、早朝から夜中までバリバリ働く、「仕事が集まってしまう」男性である。私も機械の使い方など、丁寧に教えてもらったことがある。

彼の所属する隣の部署は、研究所の中でも化学・工学的要素が強く、商品開発や生産に直結するため、半端でなく忙しい。そこのワーキングマザーは一人だけ。女性には厳しい部署の一つだ。加えて、彼は独身で子どももいない。ただ単に、シンプルに、妊婦が労働することの負担を想像できなかっただけなのだと思う。


彼がいい人であることがとてもよくわかっているからこそ、気持ちのやり場がなく、辛さが倍増してしまった。また、妊娠していることや休みに入ることの負い目を感じすぎて、名指しでやれと言われたことはやらなくちゃ、と気負ってしまったこともある。

こういうことを上手に解決できるようになるように、なんとか成長していきたいと思う。


しなやかに、強くなろう。