オーストラリア学会記Part 7

4時半に起きて帰国準備。前夜届けてもらっていた朝ご飯を食べながら、Sさんとテレビを見る。ヘロン島にはテレビがなかったので、実に一週間ぶりのテレビだ。男性3人組でショートコントのようなものをやっているが、これがちっともおもしろくない。

「あなた、子どもができたみたい」と彼女。

「えっ、そうなの?」と驚く彼氏。

「この子の父親に会ってくれるかしら」と、別の男が登場。

・・・これで会場は大爆笑。思わずSさんと口をぽかんとあけてしまった。早朝でもあるし、日本の深夜番組みたいなノリなのかなあ、と考察。


5時半にチェックアウト。AさんとKさんがいつまでも来なくてハラハラするが、案の定寝坊していた。タクシーで夜明けの街をグラッドストーン空港まで。冷える。

 

国内線の空港なので、日本人は私たちしかいない。金髪のちっちゃな男の子が、飛行機を指さして「A plane! A plane!」と叫んでいるのがかわいかった。ちなみに「plane」の発音は、見事に[ぷらいん]であった。


ブリスベン国際空港で最後のお買い物。母にオパールのピアスを購入。セキュリティが厳しく、ラップトップと手荷物をきっちりチェックされた。

一度ケアンズで降ろされ、再び搭乗。ケアンズ空港では日本人旅行者が急に増えてびっくりする。つい癖になっている笑顔が出るが、なぜか邦人の方々は無表情に目をそらす。機内では「シュレック2」と「ザ・デイ・アフター・トゥモロー」を見る。


行きと同じく、Aさんの車で成田から研究所まで。その後、自分の車で現実世界に帰宅。洗濯第一弾。