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函館より金曜日に帰京。以下は報告。


<一日目>

SSKさんと学校を出たときの東京の気温は30度を超えていた。羽田で搭乗手続きを済ませたのち、まずは中ジョッキを空ける。


函館空港に着いたのは6時頃。上空から漁り火がきれいに見えた。空港でお茶大のH嬢(前のバイト仲間)にばったり。今年もまた、同じ飛行機だった奇遇を喜ぶ。


函館駅前のホテルにチェックインした時点で7時。さきほどのビールも抜け、「いい時間になったねえ」とうれしそうなSSKさんと、とりあえずはご飯を食べにいく。繁華街はなかなか風情があってよろしい。ぶらぶら見て歩いたのち、適当なお店に入る。

今回、SSKさんは発表しないので太平楽に日本酒を楽しんでいたが、わたしは翌日が発表。はなはだ不本意ながら中生2つにとどめておく。活イカ(かついか、と読むことを初めて知った)、美味なり。宿に帰ってぶつぶつと発表練習してから就寝。


<2日目>

なにがなんでも「うに・イクラ丼」を食べたいと騒ぐSSKさんと、宿の裏の朝市へ。水揚げされたばかりのカニやイカを売っているお店が軒を連ね、なんともアジアな雰囲気だ。カニ汁をタダにしてくれるというお店に入り、念願の丼に舌鼓を打つ。おいしい! 写真を研究室のSWさんに送って自慢する。


帰り際、店の看板を見たら「ディアプリ丼」なるメニューを発見。これはなんだろう、と考えるうち、ふと「れおなるど・でぃあぷりどん」と口走ったら、SSKさんが頭を抱えた。「今日の発表、大丈夫なんだろうか」と呻かれてしまう。


ともあれ発表そのものは大きな失敗もなく、ぶじ終了。良い質問もいただいて満足。その後、シンポジウムを一つ聞いた後、Fさん、SSKさん、FT君と飲みに。Fさんおすすめの五稜郭は開陽亭にて、ふたたび活イカに舌つづみ。途中でKさんも合流して、お酒がどんどん進む。


と、隣の席のおじさまがハラス焼を「食べませんか」とすすめてくれた。「あちらのお嬢さんにマティーニを」というのは聞くが、ハラス焼・・・!でもとてもおいしかった。

 席はさらに盛り上がり、お店のママさんに「あなたいいキャラクターしてるわ。うちで働かない?」などと口説かれつつ、五稜郭の夜は更けていった。


<3日目>

レンタカーで大沼公園へ。S君も行ってみたいというので一緒に。

カローラSE-Saloon Limitedで快調に函館新道をとばし、お昼前に到着。静かで、とてもいいところだ。わずかに紅葉が始まっている木もある。地形が変化に富んでいるためか、植生がわりと豊かでおもしろい。

ぶらぶらと散策していると、おいてきてしまったSSKさんから恨みがましい声で電話がかかってくる。どうでもカニのお刺身が食べたいらしく、たらばを買って、夜にホテルで解剖して食べようとおっしゃる。とりあえずカニだけ買っておいていただき、我々がその他の酒類を担当することに。


大沼・小沼周辺を気持ちよくドライブしてから、赤レンガ倉庫群などのあるベイエリアへ。K君・I君と合流する。硝子製品やオルゴール、万華鏡といったロマンチックなものを、はなはだ非ロマンチックなメンバーで見て歩く。

夕方になると、倉庫群は美しくライトアップされる。K君が「うわー、完全なデートスポットだ!」「学会なんかで来てる場合じゃないっすよー!」としきりにわめく。ぜひとも次回は場所柄に応じたシチュエーションを達成していただきたいものである。


買い物を済ませ、S君と宿に戻るとすでに、生きたタラバガニとともにSSKさんが待っていた。はさみや包丁を駆使して、なんとかカニをさばいて食す。いやー、おいしい。氷水につけて花開いたやつなんて、滅多に食べられるものじゃない。足を一本、食べられる状態にするのにかかる時間を競争したりして遊びつつ、食べにくいところは電熱湯沸かし器で茹で(これがまたおいしい!)、大きなタラバガニはみごとに殻だけになってしまった。地ビールの「函館ビール」もおいしかった。

 しかし、SSKさんの部屋はさぞやカニ臭くなったのではないだろうか。


<4日目>

 朝から雨。FさんやKさん、わが研究室のみなさんの発表などを聞く。どの発表もとてもしっかりしていて好評。やる気が起きる。午後便で帰京。