名曲喫茶

本郷三丁目の駅前には、「麦」という名曲喫茶がある。
むかーしむかし、父と母が"おでいと"に使っていたという、いわくつきのお店だ。

タイムスリップしたような雰囲気と、音楽と、いつまでいても叱られない気楽さが好きで、私もよく行く。
濃いめのコーヒーもおいしい。

先日、テレビを見ていたら、渋谷の道玄坂上の名曲喫茶が紹介されていた。
「だんだん来る人が少なくなったのです」
と、気むずかしそうなマスターが言っていた。
どうしてでしょうか、という問いに、彼は答えた。

「やっぱり、ビートルズがもてはやされだしてからでしょうね。若い人たちが、クラシックを聴かなくなりました」

・・・ビートルズが原因?
やはり、名曲喫茶では、どこかで時がとまっている。

ビートルズのアルバム「One」が発売された。名曲ぞろいだ。
すでに、古典となりつつあるビートルズ。
クラシックの敵とは思えないのだけど。

「麦」でコーヒーを飲みながら本を読んだり、友人と長いおしゃべりをしたりする時間が好きだ。

っていうか、立派なエスケープなんだけど。

今日の内容は、先生方にはご内密に。

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本日の会議

助手のMさんが、大量にスキーのパンフレットを持ってくる。
午後のお茶の時間に、みんなでそれを見ながら、スキー会議。
今年の春、うまれて初めてスキーというものをした私としては、ぜひぜひ、またやってみたい。
足手まといになることが予測されるので、今のうちからみなさんの機嫌を取っておこう。


本日のお買い物

文献管理ソフト「EndNote」を購入。
これは便利だ。
Medlineで検索して、タイトルと著者とアブストラクトをそのまま持ってきて、かんたんにリファレンスをつくれる。
なんたるちあ、さんたるちあである。

データベースをつくると、とても仕事をしたような気になる。
まるで論文を書き上げたかのような充実感。

いやいや、こんなバーチャルな達成感にひたっていないで、がんばろう。
明日から。