2002-01-01から1年間の記事一覧

昨日の続きで、なんとなく本について。 今週、作家のリンドグレーンさんがこの世を去りました。 「長くつ下のピッピ」は、何度くりかえして読んだことでしょう。 とっぴで力もちな女の子。お父さんは船長さんで、長い航海に出ている。お母さんはいない。 ひ…

とあるお昼、セミナーの準備のため、共通プリンターの前で原稿が出てくるのを待っていたときのことです。 大平楽にお弁当を食べていたAくんが、こうたずねました。 「pollyannaさん、本って読みますか?」 うーむ、と私は詰まりました。こういう無邪気な質…

Eくんが、解剖しようとしたハチを逃がしました。 この研究室ではよくあることです。 そのため、ハチを捕獲するための捕虫網が常備されているのですが、これが摩訶不思議なシロモノ。 網の部分はカラフルな花模様、柄はどういうわけかビニール傘の先端にくく…

附属病院へ。 待合室で、お母さんにつきそっている小学生くらいの女の子がいました。 そのお母さんは、体の具合が悪いためか、狷介な表情で女の子に当たっています。 「なにもあんたが来る必要はなかったのよ。診てもらうのはお母さんなんだから」 「ああ、…

今回は論文紹介。 ツェツェバエの共生細菌の話をえらびました。 関連論文などを読みながら、こうもできる、ああもできる、と話の流れを組み立てていたのですが、結局は論文の通りのストーリー展開になってしまいました。 それだと、かえっておもしろさが伝わ…

人がいない・スチームの通っていない研究室というのは、ばかばかしく寒いものです。 一台しかないストーブを勉強机の方に近づけておくと、実験するベンチ側が冷え込んでしまう。 ピペットマンをもつ手が、次第にかじかんでいきます。 それでも貴重なサンプル…

世の中が激しく動いた2001年が往き、新しい年がやってきました。 みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。 いつにもまして、あわただしい年の暮れでした。 24日は、ご主人の留守にSおねえさま宅を皆で襲撃、10人近くでにぎやかに鍋。 25…