結局、週末いっぱいおなかの調子が悪く、日曜には荒療治に出ることに。

 病気の顔色をうかがうのが嫌になり、無理してでも普通食をしっかり食べることにした。里いもと鶏肉の煮っころがしに、チンゲンサイのにんにく炒め。朝には乳酸菌を補うため、ヨーグルトも摂取。攻撃は最大の防御(?)で、月曜には少々快復。お仕事も夜中まで。かなり体力が打ち勝ってきた。ざまーみろ。


 鈴木クニエさんにお願いして、mixiへ招待していただいた。おもしろいものがあるなあ。植木不等式さんにも友人登録のお願いをして、さっそく書き込みまでしていただいた。ありがとうございます。


 駆け込み花嫁修業で、きものをひとりで着る練習など始めてみた。初心者も初心者なので、衿合わせだの衣紋の抜き方などに苦労しながら少しずつ。お勉強と称して、きものの本など眺めてうっとりしているのだが、まだまだまだ。紬なんてきりっと着こなして、寄席にでも行けたら楽しいだろうな。

 

 こういうことをしていると、いかにこれまで文明文化とほど遠い生活をしていたのかがよくわかる。勉強も研究も、本も映画も音楽も、飲んだり食べたり旅行したりも、もちろん文化には違いないのだけど、そしてもちろんどれも楽しいのだけど。


 ありがたいことに結婚なんてものを控える身になって、自分の内の女性の部分に目を向けることが多くなってきた。女の子が「女」としてゆったり育てられていた時代をふと思ったりもする(女性は「妻」になるのが一番の幸せだと言っているのではもちろんない)。私はこれからも働いて遊んで、ミーハー精神はおそらく死ぬまでそのままだろうけど、自分の中に汲んでも尽きない泉のようなものを湛えておきたいな、などと思うようになった。


 そういえばクニエさん、私は「お食べになる」が気になっていますよ。特に、「チューボーですよ」の堺正章氏。