技官のMさんにいただいた梨(とっても甘い!)を食べて出勤。今日のセミナーは難しかったなあ。
ここのところ、ラボのおやつ置き場にはいろんなものが転がっている。KGさんが置いていた、オーストラリア土産の「ベジマイト」を、技官のKIさんがウサン臭そうに見つめている。彼女は食べたことがないらしいので、みんなで少々遊んでしまう。
「大丈夫、大丈夫。チョコレートみたいなもんだよ」(←嘘)
誘い水として、私がクラッカーに塗って食べてみせる。
「うーん、甘~い」(←大嘘)
ついにつられてKIさんはベジマイトを口元に運んだ。
「・・・えっ・・・?」
ウサギのようににおいをかぐKI嬢。ついでおそるおそるペロリ。そして彼女は口を押さえてしまった。
ごめんね。たしかに、かなり強い酵母の香りがするし、癖のある食べ物だと思うが、私はけっこう好きである。やっぱり「甘い」という正反対の味を期待させてしまったのが悪かっただろうか。
それにしてもこのにおいは、やっぱり細菌の培地そのものだよなあ。