サンシャインシティでパスポート申請。ついでに、アルパ地下の古本市をのぞき、犀星の「生きたきものを」を購入。亡くなった夫人にまつわる随想集である。「女ひと」に似ているようでもあり、もっと淡く静かなようでもある。

 ひさびさに古本を眺めた。これだけの本を読んだ人たちがいたのだ。何を求めて彼らはこれらの本を購ったのか。どこに惹かれたのか。


 午後から夜はM君の電顕指導。ブフネラの細胞膜はぶじ見えた。新しい電顕は、なかなかにしてよい。YH君のヘルプありがたし。

女ひと―随筆 (新潮文庫)

女ひと―随筆 (新潮文庫)