ビジュアル系奨学生手帳

めでたく、日本育英会の第一種奨学生に採用されたので、今日はその手続きのため、学生課に行ってきた。


驚いたことに、今年度から、あの伝統の「奨学生手帳」がなくなっていた。

母が持っていたものを見せてもらったことがあるが、当時はハードカバーの手帳だった。

去年まで私が持っていたのは、それより小さいソフトカバーの手帳。

どちらも手のひらサイズである。


今年度からは、A4サイズの、まるで表彰状のような「日本育英会奨学生証」と、

やはりA4のカラフルな冊子「奨学生のしおり」が配られた。


どのような理由で手帳が廃止されたのかはわからないけれど、なんだかちょっとさみしいかんじ。

これでは、子どもに「お母さんが学生のころの手帳よ」と見せることができないではないか。

写真を貼る必要もないので、よけい「思い出の品」とはなりがたい。


それはさておき、もっとも気になるのが「振り込み」。

最初の振り込みの期日をたずねたところ、

「7月11日ですので、もう振り込まれているはずですよ。確認してみてくださいね」

とのこと。


なんだ~。もう振り込まれているのだったら、この数日間、禁欲生活をすることなかったわ。

というわけで、その足でATMへ。


たしかに振り込まれている。

しかも4月ぶんからなので、ドバッと。これはうれしい。


とりあえずは、7月26日までに前期分の学費を振り込んでおかなくては。

ここ数ヶ月、学費の納入も猶予してもらい、アルバイト料のみでスリリングな暮らしをしていたが、

やっと生活にゆとりができる。ばんざーい。


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*平成13年度「奨学生のしおり」から

『入学したときの初心を忘れることなく、健康に留意し、途中でくじけず学業に励んでください』


*平成11年度「奨学生手帳」から

『健康に留意し、学生及び生徒にふさわしい真摯な生活態度で、困難に屈することなく学業に励んでください』


・・・若干、ソフトにマイナーチェンジが見られる。