地元で落語会

小三治さんが近くの市民ホールに来てくれたので、夫と二人で聞きに行ってきた。

今回はさすがの真打、横綱相撲。たっぷり楽しんだ。



演目は前半が「百川」、後半はおなじみのよもやま話。



枕はまず、当地の統合改名の話題。数年前に小三治さんがこちらにいらしたときは「保谷市」だったのに、「西東京市」なんてドンくせえ名前になっちまって、なんか東京という名前に寄っかかっているような・・・といった話から、小三治さんの生まれた「淀橋区柏木」の話。小三治さんが勘当同然になってあちこち渡り歩いている間に、柏木も改名したという。懐かしい故郷の名前がなんと変わったか。それは・・・「北新宿」。

そこから江戸っ子の話になり、江戸言葉の話になり、祭りの話になり、「四神剣」の解説が出たところで、「あ、”百川”だ」とわくわく。

これはどちらかといえば地味な噺だと思っていたが、とにかくおもしろかった。登場人物ひとりひとりの表情まで見えてくるようで、百兵衛の愛嬌が素晴らしい。もちろん、くわいを飲み込む仕草の見事なこと。

枕から噺の落ちまで、小三治さんに手を引かれるがままに、お話の世界を気持ちよく泳いできた心地。



「百川」の枕には、料亭「百川」では、ペリー来国の際に幕府が一行を接待したと言われている、との一言がある。

後半はまずそのことに触れ、「足枕」という趣きで・・・という歴史に関する四方山話。詳しい内容は、ここに書くには少し差し障りがあるので省略。こちらも終始、拍手が絶えない見事な一席でした。

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